
[ 10月29日 ロイター] - 米不動産投資信託のアバロンベイ・コミュニティーズAVB.Nは21日、消費活動の低迷が賃貸の重荷となり、第4四半期のコア営業資金がウォール街の予想を下回ると予想した。
高金利と関税の不確実性が住宅購入を遅らせ、賃貸需要を圧迫しているためだ。
アバロンベイのシアトル、北カリフォルニア、サンフランシスコ、サンノゼのポートフォリオは、賃貸需要の鈍化と供給過剰の中で軟調に推移している。
LSEGが集計したデータによると、第4四半期のコアFFOは1株あたり2.80ドルから2.90ドルの範囲になると予想しており、その中間値はアナリストの平均予想である2.87ドルを下回っている。
第3四半期のコアFFO(REITにとって重要な収益指標)は1株当たり2.75ドルで、アナリスト予想の1株当たり2.80ドルを下回った。
第3四半期の既存店売上高は2.3%増だった。
希薄化後の1株当たり利益は、前年同期の2.61ドルに対し、2.68ドルとなった。