
[ 10月29日 ロイター] - センティーンCNC.Nは2日、低税率も手伝って第3四半期のサプライズ利益を発表した後、年間業績予想を上方修正した。
同社はまた、定量分析の結果、現金支出を伴わないのれん代減損67億ドルを計上し、第3四半期は1株当たり13.50ドルの純損失となった。
ドナルド・トランプ大統領の税制・予算法案は、メディケイド事業への潜在的な加入影響や、オバマケアプランの保険料税額控除の更新不可など、様々な影響を及ぼすとセンティーン社は述べた。
これらの要因に加え、同社の株価が急落し、今年に入ってから45%下落していることも、分析を行うきっかけになったという。
モーニングスターのアナリスト、ジュリー・アッターバック氏は、「ガイダンス削減の懸念が現実のものとならなかったため、センテンの株価は先週の下げを取り戻しつつあるようだ」と述べた。
同社は現在、2025年の調整後利益は1株当たり少なくとも2.00ドルになると見ており、従来予想の約1.75ドルを上回っている。LSEGがまとめたデータによると、アナリストは1.68ドルの利益を予想していた。
第3四半期の税率は0.6%(前年同期は22.9%)。
同社は、第3四半期の調整後利益を1株当たり50セントと発表した。