
[ 10月28日 ロイター] - 商業用不動産データ・分析会社のコスターCSGP.Oは火曜日、年間収益見通しを上方修正し、第3四半期の予想を上回った。
住宅ローン金利の低下による住宅需要の回復が期待される中、米国の住宅建設業者のセンチメントは回復しているが、景気変動や労働市場の低迷が続いているため、 (link)。
同社は、2025年通期の売上高を32.3億ドルから32.4億ドルの間と予想している(前回予想は31.4億ドルから31.6億ドル)。LSEGがまとめたデータによると、アナリストの平均予想は31.8億ドルだった。
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同社は第3四半期に8400万ドル(前年同期比92%増)の新規契約件数を計上した。
Apartments.comを所有する同社は、9月30日に終了した3ヶ月間の売上高を8億3,400万ドルと発表し、アナリスト予想の8億1,310万ドルを上回った。
調整後の一株当たり利益も23セントで、予想の18セントを上回った。
しかし、バージニア州アーリントンに本社を置く同社の株価は、取引終了後に3%近く下落した。
第4四半期の調整後利益は26~28セントと予想され、その中間値はアナリスト予想の28セントを下回った。
これとは別に、同社はジローZG.Oに対する著作権侵害の訴訟((link))や、高級ホテルが客室価格を違法に固定する手助けをしたとして却下された消費者訴訟((link))など、大きな訴訟に巻き込まれている。