
[ 10月28日 ロイター] - テラダインTER.Oは19日、第4四半期の売上高がウォール街の予想を上回ると予想した。
テラダインTER.Oの株価は、第3四半期の売上高も予想を上回ったため、延長取引で21%以上急騰した。
テラダインは、防衛請負会社L3ハリス・テクノロジーズLHX.Nの元最高財務責任者(CFO)、ミシェル・ターナー氏を11月3日付で財務責任者に任命したと発表した。ターナー氏は、2019年から同社のCFOを務め、2026年に退任予定のサンジャイ・メータ氏の後任となる。
LSEGがまとめたデータによると、第4四半期の売上高はアナリストの平均予想8億1430万ドルに対し、9億2000万ドルから10億ドルになると予想した。
この明るい見通しは、人工知能への投資ブームが半導体サプライチェーン全体に波及し、テラダインのようにチップの品質保証や大量生産に不可欠なテストツールや自動化ツールを提供する企業への需要を促進していることを強調している。
グレッグ・スミス最高経営責任者(CEO)は、テラダインの第4四半期の売上高は前四半期比25%増、前年同期比27%増を見込んでいると述べた。
また、第4四半期の調整後1株当たり利益は、アナリスト予想が1.02ドルであるのに対し、同社は1.20ドルから1.46ドルになると予想している。
第3四半期の売上高は7億6,920万ドルで、予想の7億4,380万ドルを上回った。