
[ 10月28日 ロイター] - 不動産投資信託BXPBXP.N(旧名ボストン・プロパティーズ)は火曜日、企業のワークスペース拡大に伴う好調なリース動向に牽引され、第3四半期の収益がウォール街の予想を上回った。
ニューヨークやサンフランシスコを含む米国の主要6市場で事業を展開する同社の株価は、時間外取引で3%上昇した。
LSEGがまとめたデータによると、同社の第4四半期の売上は8億7150万ドルで、アナリストの平均予想8億5530万ドルを上回った。
企業がパンデミック(世界的大流行)時に実施した在宅勤務政策を縮小したため、特にサンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨークなどの米国主要都市でオフィススペースの需要が高まっている。
同社は、9月30日に終了した四半期に、リートの業績を示す重要な指標である営業からの資金(FFO) を、前年同期の1株当たり1.81ドルに対し、1株当たり1.74ドルと発表した。
BXPは第3四半期に77セントの1株当たり損失を計上した(前年同期は53セントの利益)。