
[ 10月28日 ロイター] - シャーウィンウィリアムズSHW.Nは火曜日、プロの塗装業者からの強い需要と保護塗料事業の売上増に後押しされ、四半期利益でウォール街の予想を上回った。
同社の株価は市場前の取引で5.5%上昇し、354.95ドルとなった。
米国の住宅販売は、7月に落ち込んだが、8月に急回復し、3年半ぶりの高水準となり、9月には7ヶ月ぶりのピークに近づいた (link)。
住宅活動の回復はシャーウィン・ウィリアムズの塗料とコーティング剤、特に専門業者と住宅所有者向けのPaint Stores Groupの需要を支えた。
塗料メーカーの発表によると、第3四半期の総売上高は前年同期の61億6,000万ドルから63億5, 000万ドルに増加した 。
ペイントストア・グループの売上高は5.1%増で、保護塗料と船舶用塗料が2桁増となり、商業用および住宅用塗り替え市場の堅調な需要に牽引された。
パフォーマンス・コーティングス・グループの売上高は、包装用塗料と自動車補修用塗料に支えられ 1.7%増となった。
LSEGのデータによると、オハイオ州を拠点とする同社の調整後の利益は1株当たり3.59ドルで、アナリスト予想の1株当たり3.44ドルを上回った。
同社はまた、通期の調整後利益見通しを 1株当たり11.20ドルから11.50ドルの間という従来の見通しから 、11.25ドルから 11.45ドルの範囲に 微調整した。