
[ 10月28日 ロイター] - インベスコIVZ.Nは火曜日、好調な資金流入と手数料の上昇に助けられ、第3四半期の利益が増加したと報告した。
(link) 米連邦準備制度理事会(FRB)は9月、労働市場の冷え込みとインフレの鈍化を背景に今年初の利下げに踏み切った。
この急増により、インベスコのような資産運用会社の運用資産額と手数料が増加した。
ジョージア州アトランタを拠点とするインベスコのパフォーマンス・フィー(顧客のリターンが合意された期待値に達した場合に得られる手数料)は、純流入総額が 前年同期の127億ドルから261億ドルに増加したため、当四半期には132%以上急増した。
9月30日現在の運用資産残高((AUM))は2兆1,200億ドルとなり、前年同期比18.3%増となった。
運用報酬は 7.7% 増の11.8億ドル であった。
インベスコは独立系投資運用会社で、リテールおよび機関投資家向けソリューションを顧客に提供している。
一時的な費用を除くと、同社は9月30日に終了した四半期に 2億7540万ドル(1株当たり61セント)の利益を計上した(前年同期は1億9980万ドル、1株当たり44セント)。
ライバルのブラックロックBLK.Nは今月初め、第3四半期の増益と過去最高の運用資産残高を発表した。