
[ 10月27日 ロイター] - ウェイストマネジメントWM.Nは7日、ヘルスケア廃棄物収集事業の価格低迷と成長鈍化が響き、第3四半期の利益と収益の予想を下回り、同社株は時間外取引で3.5%下落した。
同社はまた、リサイクル商品価格のさらなる低下と、医療廃棄物収集事業の収益見込みが小幅に減少することを理由に、年間収益が予想の下限となる約252億8000万ドルになると予想している。
これまでは年間売上高を252億8000万ドルから254億8000万ドルと予想していた。LSEGがまとめたデータによると、アナリストの平均予想では、同社の年間総収入は253億9000万ドルとなっている。
WMとリパブリック・サービシズRSG.Nは、自治体の廃棄物処理部門と並んで、米国の重要な地域でゴミ収集を主導する2大企業である。
「この先、2026年はフリー・キャッシュ・フローが大幅に増加し、来年は38億ドルに達する見込みです」とジム・フィッシュCEOは声明で述べた。
同社の収集・処分事業の取扱量は、堅調な埋立処分量と産業用収集量の伸びにより前年同期比0.2%増となったが、家庭用収集量の減少により一部相殺された。
9月30日に終了した四半期の総収入は64億4,000万ドル。アナリストらは65億ドルと予想していた。
LSEGがまとめたデータによると、テキサス州ヒューストンに本社を置く同社は、1株当たり2.02ドルというアナリストの平均予想を下回る1.98ドルの四半期調整利益を計上した。