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ファースト・サン、7億8500万ドルの全株式取引でファースト・ファウンデーションを買収

ロイターOct 27, 2025 9:52 PM

- ファーストサン・キャピタル・バンコープFSUN.Oがファースト・ファンデーションFFWM.Nを7億8500万ドルで買収すると、両社が月曜日に発表した。地方銀行の信用不安とマクロ経済の不確実性の中で、地方銀行内の合併と買収が加速している。

ファースト・ファンデーションの株価は、取引終了後約8%上昇した。ファースト・サン株は約4%下落した。

2025年後半に同程度の取引額の銀行合併が具体化しており、金融機関が統合によるバランスシートの強化を目指す中、取締役会は減速後のM&Aにより寛容になっている。

ザイオンス・バンコープZION.Oのような金融機関に関連するセクターの信用不安は、今月初めに銀行株を揺さぶっていたが、一連の好決算がセクターの損失を縮小させた。

ニコレット・バンクシェアーズNIC.Nはミッドウェストワン・ファイナンシャル・グループMOFG.Oを8億6400万ドルの株式で買収する。

ファースト・ファンデーションの普通株と優先株の株主は、ファースト・サンの株式0.16083株を受け取ることになる。合併完了後、ファースト・サンの株主は合併会社の59.5%を所有することになる。

合併は2026年第2四半期に完了する予定で、総資産170億ドル、運用資産68億ドルの会社が誕生する。また、ファーストサンの南カリフォルニア市場での事業拡大にも貢献する。

ファーストサンの会長、最高経営責任者(CEO)、最高財務責任者(CFO)はいずれも留任する。現在ファースト・ファウンデーションのエグゼクティブ・チーフであるトム・シェーファー氏は、統合会社の副会長を務める。

スティーブンスがファーストサンの独占財務アドバイザーを務め、キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズがファースト財団の主任アドバイザーを務める。

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