
[ 10月27日 ロイター] - 教育テクノロジー企業のチェッグChegg.Nは月曜日、AIを活用したツールへのシフトの高まりに対応するため、コスト削減と業務の合理化を図るため、全世界で388の役割(従業員の約45%)を削減すると発表した。
教科書のレンタル、宿題の手伝い、家庭教師を提供する同社は、「AIの新たな現実と、グーグルからコンテンツパブリッシャーへのトラフィックの減少により、チェッグのトラフィックと収益は大幅に減少した」と述べた。
Cheggはまた、退任しエグゼクティブ・アドバイザーを務めるネイサン・シュルツの後任として、ダン・ローゼンスヴァイクが即座にCEOに復帰すると発表した。ローゼンスワイグは2010年2月から2024年6月まで同社を率いていた。
カリフォルニア州サンタクララを拠点とする同社は、2026年第1四半期までにおよそ1,500万ドルから1,900万ドル、2026年第4四半期までに1,200万ドルから1,600万ドルのリストラ関連費用の発生を見込んでいる。
最新の年次報告書によると、2024年12月31日現在の従業員数は1271名。
AIによる要約がトラフィックを妨げているとしてグーグルを訴えたチェッグ社は、戦略的見直しを開始し、売却または非公開化取引を模索していた。
同社は月曜日に、見直しを終了し、独立企業として事業を継続すると発表した。
同社の株価は、2024年に85.6%下落した後、今年に入り10%以上下落している。