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レヴィティ、診断薬部門の需要回復で利益予想を上方修正

ロイターOct 27, 2025 2:55 PM

Siddhi Mahatole

- 医療機器メーカーのレビティRVTY.Nは12日、診断薬部門における検査キットの米国での需要改善を受けて、年間利益予想を上方修正し、第3四半期の予想を上回った

しかし、主要市場である中国における同社の診断用製品の売上は、第3四半期中に6%近く減少した。同社は年間売上の半分以上を米国外の市場から得ている。

同社の株価は取引開始早々に約3.4%下落した。

レビティーは、サーモ・フィッシャー (link) TMO.Nなどの 同業他社とともに、ドナルド・トランプ大統領の下で貿易政策が変化する中、 製薬会社が米国での 医薬品開発を強化していることから、受託研究・診断サービスに対する米国での需要が 再び高まっていると報告した。

LSEGがまとめたデータによると、診断部門の売上高はアナリスト予想の3億5,060万ドルに対し、3%増の3億5,610万ドルだった。

プララド・シンCEOは、「特に9月と10月に顧客との活動が活発化する兆しが見え始めており、2026年に向けて実需につながることを期待している」と述べた。

今年初め、レヴィティはトランプ大統領の対中関税により1億3,500万ドルの打撃を受けると警告し、製造拠点を調整する計画を発表した。

同社は、2025年の調整後利益を1株当たり4.90ドルから5ドルの範囲と予想している(前回予想は4.85ドルから4.95ドル)。

四半期の調整後利益は1株当たり1.18ドルで、予想の1.14ドルを上回った。

しかし、四半期総収入は6億9900万ドルとなり、予想の7億500万ドルをわずかに下回った。

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