
[ 10月27日 ロイター] - オルガノンOGN.Nは月曜日、卸売業者への避妊インプラント「ネクスプラノン」の販売に関する内部調査で「不適切な」慣行が指摘されたため、ケビン・アリ最高経営責任者(CEO)が辞任すると発表した。
女性の健康に特化した医薬品メーカーの株価は、市場前の取引で23%下落した。
監査委員会は、特定の米国卸売業者が2022年から2025年にかけて、数四半期の終わりに必要以上のネクスプラノンを購入するよう求められていたことを発見した。
オルガノンは、「現在までの調査結果は、過去に発行された財務諸表の修正再表示や訂正を必要とするものではないが、同社は財務管理を改善し、あらゆる重要な弱点に対処するための是正措置をとっている」と述べた。
オルガノンは、この実務は2022年および2024年の年間連結売上高の1%未満であり、予測および外部収益予想の達成に貢献したと述べた。
アリ氏は退職に伴う退職金や株式関連の退職手当を受け取らないことに同意したと同社は付け加えた。
アリ氏の後任には、現在エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼製造・供給部門の責任者であるジョセフ・モリッシー氏が暫定的に就任する。
オルガノンのキャリー・コックス取締役会会長は、モリッシー氏をサポートするために執行委員長としての責任をさらに負うことになり、同社はまた、正社員のCEOのサーチを開始した。
モリッシー氏は現職で4年以上を過ごし、30年以上の経験を持つ元メルク社幹部である。
オルガノンはまた、調査の結果「米国コマーシャル&ガバメント・アフェアーズ責任者の雇用を終了した」と述べた。
同社は、第3四半期の提出書類を期限内に提出するつもりであると述べた。