
[ 10月27日 ロイター] - 医療機器メーカーのレビティーRVTY.Nは月曜日、年間利益見通しを上方修正し、 診断部門の検査キットの需要改善で第3四半期の予想を上回った 。
しかし、第3四半期の収益が予想を下回ったため、同社株は不安定な市場前取引で2.7%下落した。
LSEGが集計したデータによると、検査ツールを提供する診断部門の四半期売上は、アナリスト予想の3億5,060万ドルに対し3%増の3億5,610万ドルだった。
レビティーは、サーモ・フィッシャー (link) TMO.Nなどの 同業他社とともに、ドナルド・トランプ大統領の下で貿易政策が進展する中、製薬会社が米国での医薬品開発を強化していることから、研究・診断受託サービスに対する需要が再燃していると報告した。
今年初め、 レビティーはトランプ大統領の対中関税により1億3500万ドルの打撃を受けると警告し、製造拠点を調整する計画を発表した 。
同社は、2025年の調整後利益を1株当たり4.85ドルから4.95ドルと予想していたが、4.90ドルから5ドルの範囲と予想している。
第3四半期の売上高は6億9900万ドルで、予想の7億500万ドルを下回ったが、調整後の利益は1株当たり1.18ドルで、予想の1.14ドルを上回った。