
[24日 ロイター] - LSEGリッパーのデータによると、10月22日までの1週間は、米国株ファンドに大量の資金が流入した。総じて好調な四半期決算を受けて楽観ムードが広がった。
米中首脳会談を控え、貿易摩擦が緩和するとの期待も市場心理を支えた。
米国株ファンドへ資金流入は96億5000万ドル。3週間ぶりの流入となった。
テクノロジー・セクター・ファンドへの流入額は13億8000万ドルと、3週間ぶりの高水準。工業セクターと生活必需品セクターにも、それぞれ8億0500万ドル、5億8600万ドルが流入した。
米債券ファンドは84億ドルの流入。3週連続の流入となった。
中・短期の投資適格債ファンドは36億3000万ドルの流入。7月2日以降で最大の流入だった。
地方債ファンドと一般国内課税債券ファンドもそれぞれ11億2000万ドル、5億5600万ドルの資金流入を記録した。
一方、米国のマネー・マーケット・ファンド(MMF)には228億1000万ドルが流入。過去5週間で4週目の資金流入となった。