
Harshita Mary Varghese
[ 10月23日 ロイター] - TモバイルTMUS.Oは、第3四半期に100万人以上の月額課金制ワイヤレス加入者を獲得し、予想を上回った。
アップルAAPL.Oの最新iPhoneが発売されると、アップグレードや新規契約が急増するためだ。
「第3四半期には、乗り換えユーザーの間で過去最高のネットワーク認知度を記録し、これが我々の業績好調の大きな原動力となっている」と、次期CEOのSrinivasan Gopalan氏は木曜日に述べた。
「これは当社にとって最高のiPhoneのパフォーマンスだ」。
T-モバイルのプレミアム・プランは、アナリストが「椅子取りゲーム」と表現するような環境において、「ジャンプ・ボール」のシェアを拡大するのに役立っている。
T-モバイルの第3四半期における月額課金ワイヤレス加入者数は、過去10年以上で最高となった。ファクトセットによると、アナリストは84万4900件の加入者増を予想していた。
しかし、新たに買収したUSセルラーを織り込み、年間資本支出見通しを5億ドル増の約100億ドルに引き上げたため、株価は取引開始直後に約2%下落した。
衛星プランが大きな魅力
Tモバイルは、従来のワイヤレス・サービスが制限されている遠隔地や田舎でも接続できるTサテライト・プランでも顧客を引き付けている。
T-モバイルのマーケティング・戦略・製品担当プレジデントのマイク・カッツ氏はロイターに、このダイレクト・トゥ・セル・サービスを選ぶユーザーの大半は、追加料金なしで提供されるT-モバイルの「エクスペリエンス・ビヨンド」プランで利用していると語った。
T-Satelliteは7月に商用サービスを開始し、SMS、MMS、画像メッセージ、短いオーディオクリップに限定していたが、現在はWhatsApp、Google Maps、Xなど広く使われているアプリをサポートしている。
同通信事業者は現在、2025年にポストペイドの純顧客数を従来の610万~640万人から720万~740万人に増やすと予想している。
LSEGがまとめたデータによると、第3四半期の総収入は219億6,000万ドルで、予想の219億2,000万ドルと比較した。