
[ 10月23日 ロイター] - ラザードLAZ.Nの第3四半期の利益は、ディールメーキングが活発化したことで増加し、ウォール街の大手ライバルの利益を反映した。
木曜日に発表された調整後の利益は6200万ドル、一株当たり56セント。これは前年同期の4000万ドル(1株当たり38セント)と比べても遜色ない。
Dealogicのデータによると、金利上昇と市場のボラティリティが何年も続いた後、企業顧客の間で需要が高まり、第3四半期のメガディールは40%増の1兆2,600億ドルに達した。
M&A活動が勢いを増しているのは、企業が市場の予想以上に関税への耐性を示す一方、株式市場がより広範な不確実性と折り合いをつけているためである。
ラザードのファイナンシャル・アドバイザリー収入は、第4四半期に約14%増の4億2200万ドルに急増した。
今月初め、JPモルガンJPM.Nとゴールドマン・サックスGS.Nを含むウォール街の一流銀行の幹部は、投資銀行手数料の急増で両行が利益予想を上回った後、取引パイプラインは引き続き好調であると述べた。