
[ 10月21日 ロイター] - ターンズ・ファーマシューティカルズTERN.Oは火曜日、中間段階の試験で体重減少が小幅にとどまり、安全性への懸念が高まったため、実験的肥満治療薬の開発を中止すると発表した。
同社の株価は16%以上下落した。
GLP-1受容体作動薬として知られるクラスの1日1回経口薬TERN-601は、12週間でプラセボを投与した患者より最大4.
しかし、同社は、これはさらなる投資を正当化するには十分ではないと述べた。
「エイミー・バロウズ最高経営責任者(CEO)は、「真に差別化された経口GLP-1RA治療薬(安全性、忍容性、有効性を実現する治療薬)の閾値は高い。
試験に参加した134人のうち約11.9%が副作用のために服用を中止した。
これらの副作用は概して軽度か中等度であったが、3人の患者が治療終了後に重篤な肝酵素上昇を経験した。そのうち2例は本剤との関連で、そのうちの1例は肝生検で確認されたものであった。
「TERN-601はファイザー社のPFE.Nダヌグリプロンとロチグリプロン((link))と類似の化学構造(ファーマコフォアとして知られている)を共有しているため、肝毒性シグナルには驚かない」とウィリアム・ブレア社のアナリスト、アンディ・シェー氏は語った。
サーン社によれば、肝臓の問題は予想外であったとのこと。
バローズ社によると、ターンズ社は代謝性疾患へのさらなる投資は計画していないという。
肥満症プログラムは棚上げとなり、Terns社は血液癌の一種である慢性骨髄性白血病をターゲットとする、主力の癌治療薬TERN-701に集中する予定である。