
[ 10月20日 ロイター] - アクティビスト投資家スターボード・バリューは、建設会社フルオールFLR.Nの株式を5%近く取得し、同社株を押し上げる方法を模索する予定だと、この件に詳しい2人の関係筋が月曜日にロイターに語った。
フルオールは、小型原子炉開発のニュースケール・パワーSMR.Nに40%近く出資している。同社は今年、人工知能ブームによるデータセンターやその他の技術への需要増で株価が急上昇している。
このニュースを最初に報じたウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道を受けて、フロールの株価は取引終了後に6.7%上昇した。株価は今年に入って3%近く下落している。
スターボードは、業界で最も多忙なアクティビスト投資家の一人である。創業者のジェフ・スミスは、火曜日にニューヨークで開催される13Dモニター・アクティブ・パッシブ・インベストメント・サミットで、同社の投資アイデアのいくつかを詳しく説明する予定だ。同氏は、トリップアドバイザー((link))に関する同社の計画について話す予定だ。
Starboardは、投資家がNuScaleの株式を評価している価値に対して、Fluorの本業は市場で過小評価されていると考えている。
情報筋によると、アクティビスト投資家は、螢光会社が売却の可能性を含め、ニュースケール株の選択肢を探るべきだと考えているという。
Starboardはまた、重要インフラの建設を支援するFluorは、米国への投資計画を後押しするドナルド・トランプ大統領の新政策の恩恵を受けるはずだと考えている、と情報筋は付け加えた。
StarboardとFluorの両社は、ロイターの取材に直ちに回答しなかった。
8月に発表された第2四半期の売上高は6%減の40億ドルで、アナリスト予想の45億5,000万ドルを下回った。
同建設会社は、1株当たりの年間調整後利益を従来の2.25〜2.75ドルから1.95〜2.15ドルに下方修正した。