
[ 10月17日 ロイター] - リージョンズ・ファイナンシャルRF.Nは金曜日、資本市場の好調と金利収入の増加による 第3四半期の増益を報告し、同社株は市場前取引で約1%上昇した。
ディールメーキングは第3四半期に回復し、アナリストが世界のM&Aのターニングポイントと呼ぶ年となった。
当四半期の大型取引は約1兆2,600億ドルに達し、前年同期比40%増となった。
リージョンズ・ファイナンシャルの資本市場収益は、9月30日に終了した3ヵ月間で1億400万ドルとなった。
この増益は、JPMモルガン・チェースJPM.N、ウェルズ・ファーゴWFC.N、バンク・オブ・アメリカBAC.Nのような大規模なライバルが、ディールメーキングの回復から利益を得ていることを反映している。
アラバマ州バーミンガムを拠点とする同行の純利息収入(銀行が顧客に支払う預金と貸出金利の差額)は、3.2%増の12億6000万ドルだった。
同社は、通期のNIIが前年比約3%から4%増加すると予想しており、事前予想の上限を引き下げた。
普通株主に帰属する当期純利益は、前年同期の4億4,600万ドル(1株当たり49セント)から、当四半期は5億4,800万ドル(1株当たり61セント)に増加した。