
Stephen Nellis Harshita Mary Varghese
[ 10月16日 ロイター] - オラクルORCL.Nは、2030年度にはクラウド・インフラストラクチャの売上が1660億ドルになるとの見通しを、2人のCEOのうち1人が木曜日に発表した。
クレイ・マグアーク最高経営責任者(CEO)は金融アナリストとの会合でこの予測を述べ、株価は5%上昇した。
オラクルは先月、数千億ドル相当のインフラ予約 (link) を積み上げ、チャットGPTの生みの親であるオープンAIと5つの新しいデータセンターを含む5000億ドル規模のプロジェクトに取り組んでいると発表した (link)。
Magouyrk氏によると、前四半期の30日間で、同社のクラウド部門であるオラクル・クラウド・インフラストラクチャは、Meta Platforms META.Oとの200億ドルの取引を含む、650億ドルの新規コミットメントを計上したという。同氏によると、新たに計上された650億ドルは、オープンAI以外の顧客からのものだという。
"おい、オープンAIだけなのか?"と疑問を持つ人がいるのは知っている。現実には、オープンAIは素晴らしい顧客だと思うが、我々には多くの顧客がいる」とマゴイヤックは語った。「これは文字通り7つの取引、4つの顧客で、すべてオープンAI以外の顧客です」。
オラクルはまた、収益予測に関連するマージンに関する質問にも対応し、AIクラウド・コンピューティング・インフラを提供するための調整後の粗利益率は30~40%になる見込みだと述べた。オラクルはまた、これらのマージンは契約期間を通じて安定的に推移するとし、AIインフラ展開の仮想的な例として、6年間で600億ドルのクラウド契約の各年に約64億ドルのコストがかかると示した。