
[15日 ロイター] - 米顧客管理ソフト大手セールスフォースCRM.Nはクラウドサービス全体に人工知能(AI)機能を急速に展開する中、2030年の売上高が600億ドルを超えるとの見通しを示した。これは市場の予想を上回る水準。
同社のイベントで行われたプレゼンテーションによると、見通しにはソフト企業インフォマティカ買収の影響は含まれていない。
LSEGのデータによると、アナリストはセールスフォースの30年売上高を平均で約583億7000万ドルと予想している。
同社株は引け後の取引で4%近く上昇した。
セールスフォースは5月、インフォマティカを約80億ドルで買収することで合意。インフォマティカのデータ管理、ガバナンスツールなどを自社プラットフォームに統合することでAI機能を強化する。