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シチズンズ・ファイナンシャル、金利・手数料収入の増加で増益

ロイターOct 15, 2025 5:50 PM

- シチズンズ・ファイナンシャルCFG.Nは2日、第3四半期の利益が29%以上増加したことを明らかにした。

先月の金利引き下げは、労働市場の課題とインフレが続く中で預金コストを緩和し、AI主導の投資は関税をめぐる不確実性を緩和するのに役立っている。

シチズンズの純利息収入(銀行が預金に支払う額と貸出金利として得る額の差額)は、9月30日に終了した3ヵ月間で14億9,000万ドルと、1年前の13億7,000万ドルから増加した。

四半期利益は前年同期の3億8200万ドル(77セント)から4億9400万ドル(1株当たり1.05ドル)となり、純利鞘は23ベーシスポイント拡大した。

この決算は、火曜日に取引復活の煽りを受けて増益を報告したJPモルガン・チェースJPM.Nやゴールドマン・サックスGS.Nといった、より大きなライバルの決算を反映したものである。

シチズンズのブルース・ヴァン・サウン会長兼最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、同行の資本市場からの収益は四半期としては会社史上2番目に大きかったと語った。

() 「シンジケートローン、強力な債券取引、強力な株式オリジネーション、そして本当に強力なM&A。

シチズンズは、最近地方銀行の取引が活発化していることから、買収を考えているのかと尋ねられたが、同氏は、既存事業の構築に重点を置いていると答えた。

「我々は、スーパー・リージョナル・スペースのどの銀行よりも、有機的成長の見込みがあると考えている」とヴァン・サウンは語った。

フィフスサードFITB.Oは今月、コメリカCMA.Nを109億ドルで買収することで合意した。 (link)、地方銀行の統合が進むことを示している。

ヴァン・サウン氏によると、シチズンズのプライベート・バンクは今年7%の収益貢献が見込まれ、3年以内にはその貢献が倍増する可能性があるという。

シチズンズは2023年に新しいプライベートバンクを立ち上げ、昨年経営破綻し、後にJPMorganに買収されたファースト・リパブリック銀行を含むスタッフを採用した。現在、従業員数は500名。

同社の株価は2025年に16.7%近く上昇し、KBW銀行.BKX指数の17%上昇と比較された。

シチズンズの株価は午後の取引で1.5%下落した。

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