
Prerna Bedi
[ 10月14日 ロイター] - アルバートソンズACI.Nは火曜日、薬局の需要が堅調であること、オンライン注文が引き続き伸びていることを理由に、通期の利益と売上高の見通しを上方修正した。
アイダホ州ボイシを拠点とする食料品店は、即日配達の急増する需要を活用し、従来のドラッグストアの閉鎖から市場シェアを獲得している一方、インフレに見舞われた買い物客はプライベートブランド商品を選ぶ傾向が強まり、自社ブランドの業績を支えている。
スーザン・モリス最高経営責任者(CEO)は電話会議で、GLP-1医薬品の好調な売上と、閉鎖された競合店舗からの顧客移動により、同社の薬局事業は当四半期に前年同期比で19%急増した、と投資家に語った。
エバーコアISIのアナリスト、マイケル・モンターニ氏は 、「オムニチャネル世帯のエンゲージメントが高まったことで、特に薬局での購入とバンドルされた場合、生涯価値の増加が促進される」と述べた。
アルバートソンズは現在、 年間調整後一株当たり利益を2.03ドルから2.16ドルから2.06ドルから2.19ドル、同一売上高成長率を2.0%から2.75%から2.2%から2.75%と 予想している。
ウォルマート、倉庫型クラブ、ハードディスカウント店からの継続的な価格圧力が、アルバートソンズの利益率と市場シェアの軌跡に重くのしかかっている、とモンターニ氏は付け加えた。
ロイヤリティ・プログラムと割引への支出はデジタル売上を23%押し上げたが、収益性を圧迫し、売上総利益率は前年の27.6%から27.0%に低下した。
LSEGがまとめたデータによると、9月6日に終了した第2四半期の売上高は189億2000万ドルで、市場予想の189億ドルを僅差で上回った。
調整後の利益は1株当たり44セントで、アナリスト予想の40セントを上回った。
同社はまた、自社株買い計画を7億5000万ドル増額した。