
[ 10月13日 ] - 米バイオ医薬品会社アベオナABEO.Oの株価は、市場取引前に3.5%上昇し、5.55ドルとなった。
米FDAが同社の遺伝子治療薬ABO-503を規制当局の希少疾患エンドポイントアドバンスメント試験プログラム(RDEA) に選定したと発表。
RDEAプログラムは、有効性の測定方法の改善を支援することで、希少疾患の治療法開発を加速させることを目的としている。
ABO-503 は X 連鎖性網膜弛緩症(X-linked retinoschisis)(XLRS) をターゲットとしている。XLRS は網膜の層分裂と視力低下を引き起こすまれな遺伝性眼疾患である。
XLRSは遺伝性疾患で、主に男性に進行性の視力低下を引き起こし、失明に至ることもある。
ABEO社によれば、動物において、この治療法は網膜の構造と機能を改善し、視力の向上につながったとのことである。
直近の終値まで、株価は年初来で~3.8%下落している。