
[ 10月13日 ロイター] - 工業用品販売会社のファステナルFAST.Oは月曜日、第3四半期の利益がウォール街の予想を下回り、米国の産業活動の停滞が需要の重荷となり、同社株は市場前の取引で4%下落した。
経済の不確実性と不安定な世界貿易政策の中、多くの企業が設備やその他の工業用品への投資を抑制している。
LSEGが集計したデータによると、ファステナルの9月までの四半期の1株当たり利益は、アナリストの予想30セントに対し29セントだった。
ファステナルは決算発表の中で、「市場環境は引き続き低迷しており、最小限の貢献しかできなかった」と述べた。
売上高は11.7%増の約21億3000万ドルで、アナリスト予想とほぼ一致した。