
[ 10月13日 ] - 世界最大の経済大国であり石油消費国である米中両国間の貿易摩擦を緩和する可能性のある米中首脳会談を受け、原油が損失を取り戻したため、 石油会社の 株価は市場前の取引で上昇した 。
ブレント原油先物LCOc1は1.7%高の 1バレル63.82ドル、米ウエスト・テキサス・インターミディエイト原油CLc1は1.8%高の1バレル59.99ドルO/R。
両限月とも金曜日に4%前後下落し、5月以来の安値となった。
石油メジャーのエクソンモービルXOM.NとシェブロンCVX.Nはそれぞれ1%上昇。
石油生産のデボン・エナジーDVN.N、オクシデンタル・ペトロリアムOXY.N、バイタル・エナジーVTLE.Nは1.75%~5.5%上昇。
油田サービスのSLB SLB.N、ベーカー・ヒューズ BKR.O、ハリバートン HAL.N は1.6%から2%の上昇。
先週、中国がレアアースの輸出規制を拡大したことで、貿易摩擦が再燃した。これに対してドナルド・トランプ米大統領は金曜日、中国の米国向け輸出品に100%の関税を課すと述べた。