
[ 10月7日 ] - 自動車メーカー、フォードF.Nの株価が6.2%下落し、11.91ドルに。
先月、ノベリスのニューヨーク・アルミニウム工場((link))で発生した火災により、フォードや他の自動車メーカーのビジネスが数カ月にわたって中断すると、ウォール・ストリート・ジャーナル紙((link))が月曜日に報じた。
工場のアルミニウムの最大のユーザーであるフォードは、今月末に四半期決算を発表する際に、潜在的な影響について投資家に伝える可能性が高い。
オスウィゴ工場は、フォードのベストセラーで高収益のFシリーズトラックに使用される板アルミニウムを供給している、と2つの証券会社が述べている。
TDコーウェンは、生産中断により1万台生産するごとにフォードのEBITから1億8,000万ドル減少すると試算している。
モーニングスターによれば、同工場は米国自動車業界のアルミニウム需要の40%を担っているとされ、他の工場やサプライヤーがこの混乱を補うとは考えられないという。
インドのヒンダルコHALC.NSが所有するノベリスは、月曜日のロイターへの声明で、2026年の第1四半期までにオスウィーゴ工場の熱間圧延工場の操業を再開する予定であると述べた。
自動車部品サプライヤーのボルグワーナーBWA.Nは4.6%安、リア・コープLEA.Nは2.3%安。
フォードの株価は、この日の動きを含めると前年同期比20.3%上昇