[ 9月30日 ロイター] - ラム・ウェストンLW.Nは火曜日、インフレ圧力の中でも同社の冷凍ポテト製品への需要が底堅いことから、第1四半期の売上高と利益についてアナリスト予想を上回り、同社株は取引開始早々に約7%上昇した。
マクドナルドMCD.Nやヤム・ブランズYUM.Nなどのファーストフードチェーンにポテトのサイドメニューやアペタイザーを供給している同社は、北米で一部の製品を値下げすることで売上を伸ばそうとしている。
ラムウエストンの国際販売量は、アジアの旺盛な需要に牽引され6%増加し、北米の販売量は5%増加した。
LSEGがまとめたデータによると、同社は2026年度第1四半期の調整後利益を、アナリストの平均予想55セントに対し74セントと発表した。
四半期売上高は16億6000万ドルで、これも予想の16億2000万ドルを上回った。
ラム・ウェストンの国際事業の売上高は4%増加したが、北米事業(米国、カナダ、メキシコの顧客への売上高を含む)の売上高は2%減少した。
アイダホ州に本社を置く同社はまた、2026年度の業績見通しを再確認した。