
[ 9月29日 ロイター] - ドナルド・トランプ米大統領が週末にソーシャルメディア((link))に投稿した、カンナビジオールの使用による健康上の利点の可能性を示唆する投稿を受け、月曜日の市場前取引でマリファナ企業の株価が上昇した。
日曜日のトランプ大統領の投稿では、カンナビジオール(CBD) は病気の進行を抑えることで「高齢者医療に革命を起こす」可能性があり、処方薬の代替となることが示された。
8月上旬、トランプ大統領は、同政権がマリファナ((link))の再分類を検討していることを明らかにした。
キャノピー・グロースWEED.TOCGC.Oとティルレイ・ブランズTLRY.Oの米国上場株はプレマーケットでそれぞれ約20%急伸。クロノス・グループCRON.OCRON.TOとオーロラ・カンナビスACB.TOACB.Oもそれぞれ13.3%上昇した。
アドバイザーシェアーズ・ピュア米国カンナビス上場投信MSOS.Pは20.6%急騰し、四半期ベースで過去最大の約70%上昇の勢いだ。
「ブラデスコBBIの株式戦略責任者ベン・レイドラー氏は、「米国最大のマリファナ関連ETFであるMSOSは、オープン時点で20%上昇しており、CBDの潜在的な利益に対するトランプ大統領の日曜日のサプライズ支持から恩恵を受けている。
薬物の再分類は、大麻企業に標準的な事業控除を否定する第280E条の税負担を取り除くことにもなる。税制上の障壁が解消されれば、大麻企業が米国の証券取引所に上場する道が開かれ、資本市場へのアクセスがさらに開放される可能性がある。