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フラクティル・ヘルス社、実験的処置が体重減少の維持に役立つと発表

ロイターSep 26, 2025 1:40 PM

Padmanabhan Ananthan Sneha S K

- フラクティル・ヘルスGUTS.Oは、同社の実験的な外来処置が GLP-1薬を中止した後の体重減少を維持するのに役立ったと 発表し、金曜日の午前中の取引で同社株を15%上昇させた。

同社は、イーライ・リリー >の 大ヒット減量薬の 有効成分ティルゼパチドを中止した患者を対象に、小腸の一部を修正するリビタと呼ばれる実験的内視鏡処置の有効性をテストしていた。

同社によればチルゼパチド投与中止3ヵ月後、チルゼパチド投与群では体重が2.5%減少 したが、偽薬投与群では 体重が10%増加したとのことである。

「これは、慢性的な薬物療法を行わなくても体重維持が可能であることを示唆する初めての無作為化盲検試験です」とHarith Rajagopalan CEOは電話会議で述べた。

「これは、肥満症治療が生涯にわたる薬物療法を中心としたものでなければならないという核心的な仮定に挑戦するものであり、ゲーム・チェンジャーです」と、同社CEOのHarith Rajagopalan氏は電話会議で述べた。

同社によれば、リビタは、代謝性疾患の根本原因である慢性的な高脂肪・高糖質食によって十二指腸と呼ばれる小腸の一部に生じた損傷を回復させる。

また、安全性と忍容性も良好であったという。

本試験は、ティルゼパチドにより15%以上の体重減少を達成した肥満症の成人45人を対象に、Revitaを評価するようデザインされた。

Canaccord Genuity社のアナリストは、この結果は予想を上回るものであったと述べている。

Revitaは、GLP-1製剤を中止した肥満症患者を対象とした体重維持療法で、米国FDAの画期的デバイス指定を受けている。

Fractyl Health社は、2026年第1四半期に本試験の6ヶ月データを共有し、2026年下半期に承認申請を提出する予定であると述べた。

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