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カーマックス、中古車需要低迷で第2四半期減益

ロイターSep 25, 2025 12:07 PM

- カーマックスKMX.Nは11日、中古車需要の減退が米国の中古車市場の重荷となり、第2四半期の減益を発表した。

中古車小売業者は、金利上昇や関税関連の逆風を受け、消費者需要の軟化に加え、修理・清掃費用の上昇に悩まされている。

「厳しい四半期ではあったが、長期的な戦略と当社が構築してきた収益モデルの強さには引き続き自信を持っている」とビル・ナッシュ最高経営責任者(CEO)は述べた。

バージニア州リッチモンドに本社を置く同社は、6-8月期に199,729台の中古車を販売し、前年同期比5.4%減となった。

エバーコアISIのアナリストは今週初めのリサーチノートで、カーマックスは第3四半期には既存店売上高がプラスに転じると予想されるものの、競争圧力(特にカーバナCVNA.Nとの競争)が主要なリスクとして残っており、実行が遅れれば回復が遅れる可能性があると述べた。

同業のオートネーションAN.Nは7月の決算説明会で、自動車メーカーはフラッグシップモデルの価格競争力を維持する一方で、幅広いラインアップの価格を徐々に調整する可能性が高いと述べた。

カーマックスの自動車金融事業の利益は、貸倒引当金繰入額の増加が純利鞘の利益を相殺したため、11.2%減の1億260万ドルとなった。

カーマックスの純利益は、前年同期の1億3,300万ドル(1株当たり85セント)に対し、8月31日に終了した四半期は9,540万ドル(1株当たり64セント)だった。

LSEGがまとめたデータによると、四半期の売上高はウォール街の予想70億2000万ドルに対し、6%減の65億9000万ドルだった。

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