
[ 9月24日 ロイター] - シンタスCTAS.Oは2日、レンタルユニフォームや救急用品など 同社製品への需要( )が、インフレが続く中でも底堅く推移するとの 期待から 、年間売上高と利益の見通しを上方修正した。
(link) 労働省労働統計局の報告によると、8月の米国の雇用成長率は急激に弱まったものの、医療、教育、レジャー、ホスピタリティなどのセクターでは雇用が継続した。これは、シンタスのような、顧客基盤の約70%がこのような分野にある企業にとってプラスに働いていると考えられる。
同社は、2026年度の総売上高を、従来予想の110億ドルから111億5000万ドルに対し、110億6000万ドルから111億8000万ドルの範囲になると予想している。
また、1株当たり年間利益は4.74ドルから4.86ドルの範囲となり、事前予想の4.71ドルから4.85ドルから増加すると予想している。LSEGが集計したデータによると、更新 予想の中間値は アナリスト予想 平均の 4.85ドルを下回った。
同社の株価は取引開始早々に約2%下落した。
ショップタオル、消火器、難燃性アパレルなど、多様な製品とサービスを提供するシンタスは、企業が清潔さ、ブランド、安全性を不可欠なものと見なすにつれ、売上が増加している。
また、除細動器、洗眼器、水分補給装置など、職場の安全性を高める製品への需要が高まっていることも、救急・安全サービス部門の売上を押し上げる要因となっている。
同社の第1四半期の売上高は8.7%増の27.2億ドルで、アナリスト予想の26.9億ドルを上回った。
ユニフォーム小売業者の売上原価は、材料費と人件費の増加により8.2% 増加した。
8月31日に終了した四半期の1株当たり利益は1.20ドルで、アナリスト予想の1.19ドルを上回った。