
[ 9月24日 ロイター] - トランプ政権が鉱山会社LAC.NLAC.TOへの最大10%の出資を求めているとの報道を受け、米国上場企業のリチウム・アメリカズLAC.NLAC.TO株は水曜日の市場前取引で70%以上急騰した。
ロイターは火曜日深夜((link))、協議に詳しい2人の関係者の話として、政権がサッカー・パス・リチウム鉱山のための22億6000万ドルの政府融資( )の再交渉の一環として、同社LAC.NLAC.TOの株式取得を協議していると報じた。
「ジェフリーズのアナリストは、「市場は、出資を有利なROIC(投下資本利益率) の先行指標とみなすことができる。
ゼネラル・モーターズGM.Nとのベンチャー企業であるサッカー・パス・プロジェクトに対する米エネルギー省からの融資は、トランプ大統領の第1期末に承認された。
鉱山の38%を所有する自動車メーカーの株価は、鐘が鳴る前に2.9%上昇した。
2028年の開通時には、このプロジェクトは西半球最大のリチウム供給源となる見込みで、同地域にある大規模な同業アルベマールALB.Nの施設をはるかに上回る可能性がある。
このプロジェクトは、米国の重要鉱物の生産を促進し、世界最大のリチウム加工業者である中国への依存を削減する重要な方法として長い間注目されてきた。
トランプ政権はまた、国内の製造活動を改善し、サプライチェーンを米国に再移転させる努力の一環として、チップメーカーのインテル (link) INTC.O と鉱業会社のMPマテリアルズ MP.N の株式を取得しようと動いている。
リチウム・アメリカズは、サッカー・パス・プロジェクトへの集中を高めるため、2022年11月に北米事業とアルゼンチン事業を分離し、 (link)。
同社の第2四半期の純損失は前年同期比でほぼ倍増した。
株価は前場7%近く下落した後、ゴング前に67.1%高の5.13ドルとなった。
このニュースは他のリチウム鉱山会社にも好材料となった。アルバーマーレは5.2%上昇し、シグマ・リチウムSGML.Oは5.3%上昇した。米国上場のSQMSQM.Nは出来高が少ない中で2.7%上昇した。