
Caroline Valetkevitch
[ニューヨーク 9月22日 ロイター] - 月曜の米株価指数は、 テクノロジー株の上昇に牽引され、3 セッション連続で終値の最高値を更新した。エヌビディアNVDA.Oは、オープンAIに (link)、最大1000億ドルを投資すると発表し、上昇した。
エヌビディアの株価は3.9%上昇した。エヌビディアはオープンAIにデータセンター向けチップも供給すると両社は発表し、AIの見通しに対する楽観論をさらに煽った。
アップルAAPL.Oの株価は 、ウェドブッシュが「iPhone 17」への強い需要の兆しから目標株価((link))を引き上げたことで 4.3%上昇 し、テスラTSLA.Oは1.9%上昇した。テクノロジー.SPLRCTはS&P500のセクター上昇をリードし、1.7%高で終わった。
連邦準備制度理事会(FRB) 高官の中には、さらなる利下げの必要性を疑問視する発言もあった。先週、米中央銀行は 12月以来初めて利下げを実施し、今後の会合でさらなる利下げが行われることを示唆した。
セントルイス連銀のアルベルト・ムザレム総裁とアトランタ連銀のラファエル・ボスティック総裁はそれぞれ別の発言で、先週の会合でFRBが行った4分の1ポイントの利下げは失業率上昇のリスクを管理する方法として適切だったが、インフレ率の低下が依然として優先事項であると述べた。
しかし、先週FRBが基準金利を4分の1ポイント引き下げた際に反対し、半分のポイント引き下げが正当化されると発言したスティーブン・ミラン総裁( )は月曜日、 (link) 金融政策は「制限的な領域に入っている」と述べた。
S&P500種株価指数は今年に入って13.8%上昇し、9月は3.6%上昇した。
「コネチカット州ウェストポートにあるWealthspire Advisorsのシニア・バイス・プレジデント兼アドバイザーのオリバー・パーシュ氏は、「われわれは顧客に、史上最高値にあり、バリュエーションが引き伸ばされていることを指摘し、ポートフォリオに反映させている。
「株価が大きく上昇するにはきっかけが必要だが、市場は潜在的な逆風を無視しているように見える。
ダウ平均.DJIは66.27ポイント(0.14%)高の46,381.54、S&P500.SPXは29.39ポイント(0.44%)高の6,693.75、ナスダック総合.IXICは157.50ポイント(0.70%)高の22,788.98だった。
また、ドナルド・トランプ米大統領による外国人労働者のための新しいビザ料金((link))も一部の投資家を心配させ、ソーシャルメディア上でテクノロジー企業経営者らから広く非難を浴びた。
タイレノール・メーカーのケンビュー KVUE.Nの株価は、トランプ大統領が鎮痛剤と自閉症を関連付ける発表を行うのではないかと投資家が警戒したため、場中に7.5%下落した。大引け後、 トランプ大統領は (link) 、食品医薬品局はタイレノールの有効成分であるアセトアミノフェンの使用を妊婦に控えるよう医師に助言すると述べた。しかしこの発表後、ケンビューの株価は4.7%上昇した。
今週は、インフレ指標として注目される米個人消費支出指数の発表が予定されている。
ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄が値下がり銘柄を1.22対1で上回った。ニューヨーク証券取引所の新高値は559銘柄、新安値は99銘柄だった。
ナスダック市場では、上昇銘柄が1.38対1で下落銘柄を上回り、2,716銘柄が上昇、1,963銘柄が下落した。
米国取引所の出来高は186億5000万株で、過去20取引日の全セッションの平均175億株だった。