Ankita Bora Arasu Kannagi Basil
[ 9月17日 ロイター] - ウォーターブリッジ・インフラストラクチャーWBI.Nの株式は、水曜日のニューヨーク証券取引所でのデビューで25%急騰し、この中流水管理会社の市場評価額は約30億ドルに達した。
テキサス州ヒューストンに本社を置く同社の株式は、プライベート・エクイティ会社であるファイブ・ポイントの支援を受けており、公開価格の1株20ドルに対し、25ドルで取引を開始した。
ウォーターブリッジは3,170万株を売り出し、6億3,400万ドル((link))を調達した。それ以前には、 (link) 2700万株を1株17ドルから20ドルで売り出した。
米国のIPOは、投資家が関税の不透明感を克服するために、この秋待望の復活を遂げた。記録的な株高と利下げ期待も新規上場に弾みをつけた。
ウォーターブリッジは、米国の主要なシェール盆地で水ネットワークを運営し、石油・ガス生産者に供給、リサイクル、廃棄サービスを提供している。
「ウォーターブリッジのIPOは、石油・ガス・エネルギー市場全般を測る重要な指標になりそうだ」と、法律事務所ウォンブル・ボンド・ディッキンソンのグローバル・エネルギー・天然資源産業部門責任者ジェフ・ウィトル氏は言う。
年初にエネルギーIPOが急増したが、その後、この業界からの株式上場の動きは鈍化している。
今年初めに上場した ベンチャー・グローバルVG.N、フローコFLOC.N、 インフィニティ・ナチュラル・リソーシズINR.Nは、いずれも公開価格を下回って取引されている。
「企業は株式公開を試みる前に、より高い評価を得るために、(原油) 価格が上昇するまで待っているのかもしれない」とウィトル氏。
ウォーターブリッジは、2018年に初めて秘密裏に申請し、しばらくの間ニューヨーク上場を狙っていた。その後、同社は買収によって規模を拡大し、シンガポールの政府系ファンドであるGICに少数株式を売却した。
上場の成功は、2016年にウォーターブリッジを設立したデビッド・カポビアンコのファイブ・ポイントにとっても大きな勝利だ。
ランドブリッジLB.Nは、ファイブ・ポイントが支援するもう一つの企業で、昨年のデビュー以来3倍になっている。
WaterBridgeはLandBridgeと提携し、デラウェア盆地の未利用の間隙を利用して、高まる水処理需要に対応している。