[ 9月15日 ロイター] - バンズを所有するVFコープVFC.Nは、ワークウェアブランドであるディッキーズを、ブランドマネジメント会社であるブルースター・アライアンスに現金6億ドルで売却すると、月曜日に発表した。
VFの株価はプレマーケット取引で約3%上昇した。
この取引は、アパレル・メーカーがターンアラウンド((link))を進めており、経済の不確実性が高まっている中で行われた。
VFが2017年に約8億2000万ドルで買収したディッキーズは、1年以上にわたって持続的な売上減少に直面している。
VFのブラッケン・ダレルCEOは、「我々は継続的にポートフォリオを評価しており、今回の買収によって純負債の水準を引き下げることができ、プロフォーマ・ベースの成長にもプラスになる」と述べた。
VFは、東南アジアの製造業に大きく依存している他の小売業者と同様に、コスト削減のためにサプライヤーと協力するなど、米国の関税の影響を軽減するための措置を講じている。
ベトナム、バングラデシュ、カンボジア、インドネシアは、東南アジアとアメリカ大陸から調達する製品の85%の大半を占め、中国からの調達は2%未満である。
同社は月曜日、ディッキーズとの取引は年内に完了する見込みであると発表した。
UBSはVF社の財務アドバイザーを務めている。
Bluestar Allianceは、ストリートウェアの高級ブランドPalm Angelsを含む様々な消費者ブランドを所有・管理している。