[ 9月15日 ロイター] - テスラTSLA.Oの株価は、先週イーロン・マスクCEOが約10億ドル相当の同社株を購入したことを示す規制当局への提出書類を受け、月曜日の市場前取引で約8%上昇した。
提出書類によると、マスク氏は金曜日に公開市場で257万株を購入し、1株当たり372.37ドルから396.54ドルを支払ったことを明らかにした。
テスラ株は金曜日に7%以上急騰し、前場からの堅調な上昇幅を拡大した。今年に入ってから約2%下落している株価は、市場前の動きが持続すれば3セッション連続の上昇を記録する勢いだ。
テスラに対する投資家のセンチメントは、EV需要の低迷やマスク氏の政治活動への注力によって低下している。
金曜日に、テスラの取締役会議長であるロビン・デンホルムは、マスクの政治活動が売上に打撃を与えたという懸念を否定し、数ヶ月間ホワイトハウスにいた億万長者は、会社で「フロント・アンド・センター」に戻ってきたと述べた。