Rishab Shaju Arasu Kannagi Basil
[ 9月12日 ロイター] - トランジット・テクノロジー・メーカーのヴィア・トランスポーテーション VIA.Nの株価は、ニューヨーク証券取引所デビューで4.4%下落した後、金曜日に35億ドルと評価された。
株価は公開価格46ドルを下回る44ドルで始まった。
ヴィアと売り出し株主は 、 (link) 、1,070万株の売り出しによって4億9,300万ドルを調達した。
米国のIPO市場は、貿易摩擦の緩和と利下げ期待の高まりによって投資家の新規銘柄への投資意欲が高まり、2021年以来最も忙しいIPO週間となった。
従来のライドヘイリング・プラットフォームとは異なり、Viaは単独で運営するのではなく、既存の公共交通網と連携している。
ニューヨークを拠点とする同社は、都市、交通機関、学校、その他の機関にソフトウェアと運営サービスを提供し、オンデマンドのライドシェアとインテリジェントなルーティングを組み合わせて公共交通を最適化している。
事業は拡大しているが、依然として採算は取れていない。6月30日に終了した3ヵ月間、ヴィアの売上高は1億710万ドル、純損失は2120万ドルであった。
IPO調査会社IPOXのキャット・リュウ副社長は、「ヴィアが提供するモデルは、利幅の低さ、管轄区域をまたいだ拡張の遅さ、地元との関係や規制遵守への依存といった独自の課題をもたらしている」と述べ、公共部門の予算や規制の複雑さにさらされることが引き続きリスクになると指摘した。
気候条件の変化、渋滞の増加、急速な都市化により、世界中で公共交通システムの強化がますます重要になっている。
それでも、"ハイテク "IPOのパフォーマンスはまちまちである。
「ハイテクIPOは今年最も目立ったが、目立ったのは主にAIとフィンテック関連であった。ウィルキー・ファー&ギャラガーのパートナーであるエドワード・ベスト氏は、「他のテック分野は、概してポジティブではあるものの、まちまちの結果となっている」と述べた。
Dealogicのデータによると、Viaは米国最大の輸送関連テックIPOのひとつである。