
Rishab Shaju Arasu Kannagi Basil
[ 9月15日 ロイター] - 交通技術メーカーのヴィア・トランスポーテーションVIA.Nは金曜日、ニューヨーク証券取引所デビューで株価が始値で 4.4%下落した後、35億ドルと評価された。
株価は売り出し価格の46ドルを下回って始まり、その後反発して終値は7.6%高の49.51ドルだった。
ヴィアと売り出し株主は、 (link)、1,070万株を売り出し、4億9,300万ドルの資金を調達した。
米国のIPO市場は、貿易摩擦の緩和と金利引き下げ期待の高まりによって投資家の新規銘柄への意欲が高まり、2021年以来最も忙しいIPO週間となった。
従来のライドヘイリング・プラットフォームとは異なり、Viaは単独で運営するのではなく、既存の公共交通網と連携している。
同社は、都市、交通機関、学校、その他の機関にソフトウェアと運営サービスを提供し、オンデマンドのライドシェアリングとインテリジェントなルーティングを組み合わせて公共交通機関を最適化する。
事業は拡大しているが、依然採算は取れていない。6月30日に終了した3ヵ月間、ヴィアの売上高は1億710万ドル、純損失は2120万ドルであった。
IPO調査会社IPOXのキャット・リュウ副社長は、「ヴィアが提供するモデルは、利幅の低さ、管轄区域をまたいだ拡張の遅さ、地元との関係や規制遵守への依存といった独自の課題をもたらしている」と述べ、公共部門の予算や規制の複雑さにさらされることが引き続きリスクになると指摘した。
気候条件の変化、渋滞の増加、急速な都市化により、世界中で公共交通システムの強化がますます重要になっている。
それでも、"ハイテク "IPOのパフォーマンスはまちまちである。
「ハイテクIPOは今年最も目立ったが、目立ったのは主にAIとフィンテック関連であった。ウィルキー・ファー&ギャラガーのパートナーであるエドワード・ベスト氏は、「他のテック分野は、概してポジティブではあるものの、まちまちの結果となっている」と述べた。
Dealogicのデータによると、Viaは米国最大の輸送関連テックIPOのひとつである。