[ 9月12日 ロイター] - テスラTSLA.Oのロビン・デンホルム取締役会議長は、イーロン・マスクの政治活動が電気自動車メーカーの売上を落ち込ませているという懸念を否定し、ホワイトハウスでの数ヶ月の後、億万長者は会社で「前面に出て中心的存在」であると述べた。
「政治的な動機という観点から、彼が何をするかは彼次第だ」と、デンホルムは金曜日のブルームバーグ・テレビのインタビューで語った。「政治的な観点から言えば、我々は民主主義の中にいるのだから、誰もが自分の意見を言うことができる。
同社の株価は6%近く上昇した。
(link) デンホルムの発言は 、テスラの取締役会がマスクCEOに対する1兆ドル規模の報酬プランを提案した数日後に 行われた 。 (link)、企業としては史上最大の報酬額となり、AIとロボット工学の大企業へと変貌を遂げようとしている自動車メーカーをマスクCEOが 支配していることを浮き彫りにしている。
マスク氏が 政党 政治に進出したこと ( (link) )と、 ドナルド・トランプ大統領( (link) )に挑戦 する意欲を示したことで 、テスラの投資家やアナリストの間では、潜在的な気晴らしに対する懸念が高まり、以前は新しい最高経営責任者を探すという話も出ていた。
(link) 水曜には、 保守派の活動家チャーリー・カークが殺害された日、容疑者が特定される前に「左翼」を 非難した。
EVメーカーの取締役会は、需要が軟化する中、主要市場で中国のライバルに差をつけられているにもかかわらず、成長を回復させながら新たな方向に会社を導くマスクの能力に繰り返し信頼を寄せている。
マスク氏がテスラの取締役会に抜擢したデンホルム氏は、しばしば (link) 、億万長者の言いなりになり、彼に説明責任を果たせなかったとして批判されてきた。
マスクは5月下旬に関与を撤回するまでは、政府支出削減を目的としたトランプ大統領の政府効率化省(DOGE) の陣頭指揮を執っていた。