[ 8月29日 ロイター] - スーパーマイクロコンピュータSMCI.Oの株価は、人工知能に最適化されたサーバーメーカーが財務報告に関する内部統制の弱点を改めて指摘したことで、金曜日に5%近く下落した。
同社は木曜日、未解決の問題がタイムリーかつ正確な方法で業績を報告する能力に「悪影響を及ぼす」可能性があることを規制当局への提出書類で明らかにした。
6月30日に終了した会計年度の年次報告書において、スーパーマイクロ社は5月に提出した四半期報告書と同様の記述を繰り返し、問題への対処に取り組んでいると付け加えた。
昨年、カリフォルニア州サンノゼに本社を置く同社は、8月の年次財務報告書の提出期限に間に合わず、アーンスト・アンド・ヤングLLPは10月、ガバナンスと透明性に関する懸念を理由に監査役を辞任した((link))。
スーパーマイクロ社は、長らく遅れていた年次報告書を今年初めに提出していた。
金曜日の損失がそのまま続けば、同社は約260億ドルの時価総額から10億ドル以上を失うことになる。
スーパーマイクロの株価は、デルDELL.Nの13.12倍、ヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE.Nの10.81倍に対し、今後12ヶ月の業績予想の16.28倍で取引されている。
LSEGがまとめたデータによると、スーパーマイクロをカバーしている19の証券会社のうち、7社が「買い」、9社が「ホールド」、3社が「売り」と評価し、目標株価の中央値は49ドル。
一方、ライバルのデルの株価は、AI駆動サーバーの製造コストの高騰と競争の激化により、AIインフラに対する同社の強気な需要予測が相殺され、金曜日に約10%下落した((link))。