[ 8月29日 ロイター] - デル・テクノロジーズDELL.Nの株価は金曜の市場前取引で6%近く下落した。気難しい四半期利益予測と予想を下回る第2四半期のマージン率が、明るい通期予想に影を落としたためだ。
AIワークロードの計算ニーズに対応できるサーバーに対する需要の高まりは、デルやヒューレット・パッカード・エンタープライズHPE.N、スーパー・マイクロ・コンピュータSMCI.Oなどの企業に恩恵をもたらしているが、製造コストの高さと厳しい競争が利幅を圧迫している。
J.P.モルガンのアナリストは、サプライチェーンの混乱と迅速な出荷コストが、大口顧客との契約獲得を目的とした競争的な価格戦略による利益圧迫に拍車をかけたため、同社は利益率の維持よりもAIサーバーの注文を満たすことを優先した、とメモに書いている。
第2四半期の調整後粗利益率は前年同期から18.7%に低下し、予想の19.6%を下回った。
同社は、 (link)、第3四半期の調整後利益を1株当たり2.45ドルと予想しており、LSEGが集計したデータによると、アナリスト予想の2.55ドルを下回った。
デルは、第3四半期の売上高を265億ドルから275億ドルの範囲と予想している。
これとは別にデルは、AIに最適化されたサーバーの需要に支えられ、年間売上高予想を従来の1,010億~1,050億ドルから1,050億~1,090億ドルに引き上げた。
また、調整後の1株当たり利益ガイダンスも、事前予想の9.40ドルから9.55ドルに引き上げた。
株価は5.8%安の126.3ドルで、今年に入ってから16%以上上昇した。
デルの株価は利益予想の13.2倍で取引されており、HPEの10.8倍よりは高いが、S&P500指数.SPXの22.3倍よりははるかに低い。ライバルのスーパーマイクロは、将来利益の約16.3倍で取引されている。