[28日 ロイター] - 米建設機械大手キャタピラーCAT.Nは28日、最新情勢を加味した2025年通期の関税関連コスト見通しを公表し、従来の最大15億ドルから15億-18億ドルに引き上げた。株価は時間外取引で一時3%下落した。
トランプ政権が7月末に発表した直近の関税措置は、カナダや欧州連合(EU)、日本、インドを含めた数十カ国の輸入品が対象。キャタピラーはセンサーなどの重要部品を輸入に頼っており、幅広い関税が同社のサプライチェーン(供給網)全体にわたってコスト増大につながっている。
キャタピラーは28日の当局への届出書類で「当社は(関税の)影響を和らげる対策の実行を続けているが、貿易・関税交渉はなお流動的な状況にある」と述べた。
コスト上振れによって、調整後の営業利益率は見通しレンジの下限になるとしながらも、通期の売上高見通しは据え置いた。
第3・四半期の関税関連コストも最大5億ドルから最大6億ドルに修正された。