[27日 ロイター] - クラウドデータプラットフォームを提供する米スノーフレークSNOW.Nは27日、2026年度通期の製品売上高見通しを従来の43億3000万ドルから44億ドルに引き上げた。企業が人工知能(AI)投資を拡大する中、同社のデータ分析サービス需要が堅調なためだ。
株価は時間外取引で一時11%上昇した。
スノーフレイクが提供するプラットフォームを使えば、複数のクラウド環境を統合してAIモデルによる一元的なデータ分析が可能になる。各企業はデータ関連インフラの刷新を目指し、最新技術の採用に積極的なことがスノーフレイクの追い風になっている。
第2・四半期(5-7月)の製品売上高は10億9000万ドルで、LSEGがまとめた市場予想とほぼ一致した。
今後の確定収入の目安となる残存履行義務(契約済みでまだ実行していない案件)の規模は69億ドルで、前年同期比33%増加した。