[ 8月27日 ロイター] - ドミノ・ピザ・エンタープライズDMP.AXは水曜日、20年前の株式公開以来初の通期赤字を発表し、オーストラリアのフランチャイズ運営会社の株価は20%下落し、約2ヶ月で最も急落した。
株価は7月2日以来の最安値となる15.550豪ドルまで下落し、0043GMT現在、ほぼ横ばいで取引されているASX200ベンチマーク指数.AXJOの中でワーストパフォーマーとなった。
ドミノ・ピザ・エンタープライズ(DMP) ドミノ・ピザの米国外における最大のマスター・フランチャイズ・オペレーターであるドミノ・ピザ・エンタープライズは、 (link) 370万豪ドルの年間損失(240万豪ドル) を計上し、昨年の9,600万豪ドルの利益から急減した。
これは、ビジブル・アルファ社のコンセンサス1,450万豪ドルの利益と比較したものである。
基礎利益ベースでは、年間利益は4%減の1億1690万豪ドルとなり、これも僅差でVisible Alphaのコンセンサス1億1710万豪ドルに届かなかった。
ピザ・チェーン運営会社はまた、新会計年度の暗いスタートを警告した。最初の7週間の対前年同期比売上高は0.9%減少し、上半期の3.1%の成長予想とは対照的だった。
DMPは、主要市場である日本とフランスで業績不振が続いており、後者では店舗閉鎖が収益に大きな影響を与えている。
日本では、パンデミック後の需要減退と投入コストの上昇が、最大市場のひとつである日本での利益をさらに圧迫した。
今年初め、ピザ・チェーン運営会社は東アジアの赤字店舗233店舗を閉鎖した。
「フランスは今年も予想を大きく下回り、32店舗が閉鎖され、売上は低迷し、ネットワーク全体のマージンが圧迫された」と同社は述べた。
同社のウェブサイトによると、ドミノは現在、日本で773店舗、フランスで435店舗を展開している。
(1ドル=1.5389豪ドル)