[ 8月26日 ロイター] - ファイアフライ・エアロスペースFLY.Oは火曜日、4月に技術的な問題で失敗したアルファロケットの打ち上げを再開する許可を連邦航空局から得たと発表した。
同社の株価は5%近く上昇した。
アルファロケットは6回目の飛行で上昇中に技術的な問題((link))に見舞われ、軌道に乗せるはずだったロッキード・マーチンLMT.Nの人工衛星を太平洋に墜落させた。
ロッキード・マーチン社は、FAA(連邦航空局)の調査とともに、この事故について独自の調査を行ない、"調査結果では、ファイアフライの飛行安全システムは、飛行のすべての段階を通じて、名目上の性能を発揮しており、打ち上げによる公共の安全へのリスクはないことが確認された "と述べた。
アルファロケットの上部本体は数分間発射され、高度320km(198.84マイル) まで上昇したが、意図した軌道に到達できず、大気圏に引き戻されたという。
この問題に対処するための措置が講じられたため、ファイヤーフライは現在、アルファフライト7の次の打ち上げ可能なウィンドウを決定するために取り組んでいると述べた。
2021年以来、4月の災難を含め、6回のアルファフライトのうち4回が失敗している。今回のミッションは、ファイアフライとロッキード社との間で結ばれた、2029年までの最大25回のフライトに関する契約に基づく最初のものだった。
ファイアフライ社は、8月初めのナスダック・デビューで株価が55.6%急騰した後、98億4000万ドル((link))の評価額を確保した。投資家は、米国の宇宙・防衛計画の拡大を支援する企業に資本を注入し続けている。