
[ 8月22日 ] - パウエルFRB議長の講演で利下げが示唆され、金利に敏感な住宅メーカーや不動産会社の株価が金曜日に上昇。
(link) CMEのフェドウォッチ・ツール (link) によると、次回9月の会合でFRBが25ベーシスポイントの利下げを実施する確率は、パウエル議長の発言前の約75%から約90%に上昇し、ベンチマークである米10年債利回り US10YT=RR は約4.27%まで低下した。
住宅メーカーでは、D.R.ホートンDHI.N、レナーLEN.N、プルテグループPHM.Nがいずれも3%超の上昇。
S&P500不動産指数.SPLRCRは1.9%上昇。アレクサンドリア・リアル・エステートARE.Nは3%以上、プロロジスPLD.Nは3%、アメリカン・タワーAMT.Nは2%上昇した。
利回りの低下は、住宅ローン金利の引き下げにつながる可能性があり、住宅をより手頃な価格にすることで住宅建設業者に恩恵をもたらし、REITに安価な融資を提供する可能性がある。
さらに、ホームセンターのホーム・デポHD.NとロウズLOW.Nはともに3%上昇し、ビルダーズ・ファーストソースBLDR.Nは5%近く上昇した。
S&P1500住宅建設指数.SPCOMHOMEは4%上昇、PHLX住宅指数.HGXは3%以上上昇。