
[ 8月22日 ] - 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が来月にも利下げを実施する可能性を指摘したものの、実施には至らなかったことから、カード会社や決済会社の株価が上昇した。
ビザV.Nは2%上昇、マスターカードMA.Nは1.3%上昇、アメリカン・エキスプレスAXP.Nは2.8%上昇、キャピタル・ワン・フィナンシャルは3.3%上昇。
ペイパルPYPL.Oは2.4%上昇、アファームAFRM.Oは6.2%上昇、ロビンフードHOOD.Oは2.7%上昇。
チャイム・フィナンシャルCHYM.Oは3.1%上昇、レンディングクラブLC.Nは4%上昇。
基準金利の低下はカード会社の助けになる。低金利はローン需要を押し上げ、カードや決済会社、フィンテックを通じた消費を促進するからだ。
FRBは昨年金利を引き下げたが、地政学的圧力、貿易政策の変更、インフレ圧力を背景に、2025年も金利を据え置いた。