[ 8月21日 ロイター] - ワークデイWDAY.Oは1日、年間サブスクリプション売上高見通しを上方修正したが、今四半期の見通しが横ばいだったため、人事ソフトウェア・プロバイダの株価は取引時間を延長して4%近く下落した。
ワークデイの顧客は、採用、給与計算、会計、監査などのサービスを管理するアプリケーションを提供する同社の単一のクラウドベースのプラットフォームに依存している。
不透明な経済状況の中、顧客は予算とタイミングを見直すため、ワークデイのようなプラットフォームへの支出を引き締めている。
ワークデイのAI主導型ツールは、求人応募のスクリーニング、面接のスケジュール調整、人員計画の合理化といった作業の自動化を支援する。
同社は木曜日、Paradoxを買収することも発表した。これによりWorkdayは、AIを活用した人材獲得スイートを提供し、顧客がより効率的に従業員を見つけ、雇用し、入社できるよう支援する。この買収に関する財務的な詳細は明らかにされていない。
ワークデイは、オラクルORCL.N、SAP、オートマチック・データ・プロセッシングADP.OやデイフォースDAY.Nなどの給与計算プロバイダーと競合している。同社の顧客には、ユナイテッド航空UAL.O、ビザV.N、フェデックスFDX.Nなどがある。
LSEG がまとめたデータによると、ワークデイの第 3 四半期のサブスクリプション収入は、アナリストの平均予想と同じ 22.4 億ドルを見込んでいる。
また、2026年度のサブスクリプション収入予測を、事前予測の88億ドルから88億2000万ドルに引き上げた。
Workday の 7 月 31 日締め第 2 四半期の総収益は 23.5 億ドル(予想 23.4 億ドル)。
サブスクリプション収入は14%増の21億7,000万ドルでした。