[ 8月21日 ロイター] - ロス・ストアROST.Oは木曜日、四半期利益予想を上回り、年間業績予想も上方修正した。
同社株は、ホリデー・シーズンの四半期利益も好調と予想したため、取引時間を延長して約2%上昇した。
ドナルド・トランプ大統領による関税引き上げで、関税の高い国から仕入れた商品の値上げを余儀なくされる中、ディスカウントストアは節約志向の顧客を引きつけると期待されている。
ロス・ストアーの第2四半期の既存店売上高は2%増となり、期を通して改善した。
LSEGが集計したデータによると、同社は8月2日に終了した3ヶ月間において、項目を除いて1株当たり1.56ドルの利益を計上し、予想を2セント上回った。
同社は見通しを修正し、1株当たり年間利益は予想6.10ドルに対し、6.08ドルから6.21ドルを見込んでいる。これには1株当たり22セントから25セントの関税影響が含まれる。
ロス・ストアーズは、関税の不透明感の中、5月に (link)、年間見通しを撤回し、販売する商品の半分以上が中国産であることを付け加えた。
同社は、関税の影響を緩和するため、戦略的に価格を調整し、調達先を多様化していると述べた。
ロス・ストアーズは、第3四半期の利益を1株当たり1.31ドルから1.37ドルと予想しており、予想の1.47ドルを下回っているが、重要なホリデー四半期は1株当たり1.74ドルから1.81ドルの利益を目標としており、予想の1.69ドルを上回っている。
「マクロ環境ではいろいろなことが起こっています。
ライバルのTJマックスTJX.Nの親会社であるTJXTJX.Nは今週初め、 (link)、年間利益目標を引き上げた。
ロス・ストアーズは、第3四半期と第4四半期の既存店売上高成長率目標を2%から3%としている。アナリストらはそれぞれ2.59%、2.14%の成長を予想していた。
第2四半期の売上高は55.3億ドルで、予想の55.7億ドルを下回った。