[ 8月20日 ロイター] - ディスペンシング装置メーカーのノードソンNDSN.Oは水曜日、同社の先端技術製品への旺盛な需要に牽引され、第3四半期の利益と売上高がウォール街の予想を上回ったと発表した。
オハイオ州ウェストレイクを拠点とする同社の精密ディスペンシング・システムは、接着剤、コーティング剤、シーリング剤の塗布に使用され、特に建築や食品包装の分野で広く普及している。
「好調な第3四半期に続き、通期の売上高ガイダンスと業績予想を確認できたことを嬉しく思う」とスンダラム・ナガラジャンCEOは声明で述べた。
ノードソンの先端技術ソリューション部門の売上高は、前年同期比17.4%増の2億1,950万ドルでした。この部門は、電子機器や自動車製造の品質と信頼性を高める表面処理、精密ディスペンス、検査システムを提供しています。
ノードソンの医療・流体ソリューション部門の7月31日に終了した四半期売上高は、前年同期比31.7%増の2億1,950万ドルでした。この事業は、2024年5月に医療機器とコンポーネントのサプライヤーであるアトリオンを買収したことが後押しとなった。
LSEGがまとめたデータによると、ノードソンの第3四半期の調整後利益は1株当たり2.73ドルで、予想の2.64ドルを上回った。
総売上高は7億4,150万ドルで、予想の7億2,310万ドルを上回った。